静岡から東京に出てきて40年以上経つのに、私はまだ柴又という所に行ったことがありませんでした。11月5日(月)は天気も良さそうだったので、柴又に行って、その周辺を歩いてきました。
中央線、東西線、都営浅草線などを乗り継いで、1時間半以上かかって京成金町線柴又駅に着きました。駅前の広場にはフーテンの寅像が立っていました。駅からすぐに帝釈天参道が続き、寅さん映画そのものの土産屋、だんご屋など、懐かしい感じの店が並んでいました。その正面の二天門を抜けると総けやき造りの帝釈堂がありました。400円の入場料を払って、帝釈堂外壁のたくさんの木彫りと、裏に続く庭園を見物しました。木彫りは法華経の説話を彫ったものなどで、見ごたえがありました。
その後、大正から昭和の初めにかけて造られたという邸宅「山本亭」を見物し、歩いて江戸川の河原に行きました。河原から矢切の渡しに乗りました。渡しは片道100円、この辺りは江戸川の流れは非常にゆっくりで、電車の音も、車の音も聞こえず、静かで、天気も良く、船に乗っていると気持ち良かったです。
対岸の千葉県松戸市側に降りた後、また渡しに乗って戻ってきました。その後、川沿いにある大きな川魚料亭「川甚」で鰻重を食べました。
近くの「葛飾柴又寅さん記念館」を見物し、帰りに参道の亀家で草だんごを買って、帰って来ました。この草だんごは、本当に生のお餅で、意外と美味しかったです。店の見える所で餅を作っていて、注文してから目の前で箱詰めしてくれましたから、最近問題になってりるような賞味期限のインチキはなさそうです。
いろいろ歩いたので結構くたびれましたが、一度は見てみる価値はあると思いました。
柴又帝釈天HP→ http://www.taishakuten.or.jp/
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