4月15日(火)は、家内が竹橋の東京国立近代美術館で行われている「生誕100年 東山魁夷展」を見たいと言うので私も付き合い、晩は私の高校時代からの友人、U君夫妻と夫婦同士で会食することになりました。
「東山魁夷展」は東山魁夷の生誕100年を記念する展覧会で、100点以上の作品が集められ、また、唐招提寺御影堂の障壁画も運び込まれ、展示されていました。美術にはうとい私でも、よくこれだけの作品を集めたものだと感心し、興味深く、見ごたえがありました。
展示作品の中には、東山魁夷の代表作の一つである「緑響く」がありました。この絵の題材は茅野市蓼科高原である、との説明が付いています。これは具体的には私の山荘の近くの、湯みち街道沿いにある御射鹿池(みさかいけ)が題材だと言われています。御射鹿池の夏の写真を下に添付してみました。
東山魁夷展の後は銀座に行き、家内はデパートへ、私は別行動でヤマハ銀座店に行きました。
ヤマハ銀座店は元々7丁目にありましたが、今はビルを建て替え中で、1丁目の仮店舗で営業しています。ギター売り場で、置いてあったクラシックギターの中では最高級のヤマハ・ギターGC-70(定価1,365,000円)とホセ・ラミレスC650-1967(定価1,680,000円)の2本を試奏させてもらいました。しかし、はっきり言って、百数十万円もする程の音とも思えません。2本のギター共にまだ制作されたばかりのため、これから数年かけて弾き込めば良い音が出てくるのかもしれません。店員の人も「このクラスのギターは1年も弾き込めば良く鳴るようになる」と言ってはいました。しかし、今私が持っている中出阪蔵1976年制作のギターの方が低音など良く鳴ると思いました。この価格でこの程度であれば、今の自分のギターを大事に使って行こうと思います。楽譜売り場に行ったら、武満徹作曲の「不良少年」(ギター三重奏)と「ヒロシマという名の少年」(ギター二重奏)の入った楽譜があったのでこれを買って帰りました。
その後は、家内と合流し、U君が予約してくれてあった築地4丁目にある「福新楼」という中華料理店に行き、夫妻同士4人で会食しました。高校時代からの付き合いであるU君夫妻と会食するのは約4年振りです。彼は、私と違ってまだ現役なので、当面はまだまだ忙しそう。美味しい中華料理を食べながら、4人で話がはずみ、10時頃まで話し込みました。
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