3月17日(火)、18日(水)、二日続けて行われた国立音楽大学卒業演奏会を聴きに行きました。
学部卒業の成績優秀者の演奏ですが、普段聴くことの少ない様々な楽器の演奏も聴けて、おもしろく、楽しめました。
一日目の最初の演奏は電子オルガンでした。私はヤマハのエレクトーンくらいしか聴いたことがなかったのですが、この電子オルガンは一人で両手両足を使って演奏し、フルオーケストラのような音の広がりと迫力がありました。
また、二日目の5番手はトランペットとパイプオルガンの二重奏で、イエズス会の宣教師であったドメニコ・ツィポーリの曲を演奏しました。国立音大の講堂大ホールには大きなパイプオルガンが備え付けられていますが(右の写真)、これだけ立派なパイプオルガンを聴ける場所は日本には多くないと思います。トランペットとの二重奏はバロックの教会音楽の雰囲気が味わえて、楽しめました。
卒業演奏会だけあって、力のこもった良い演奏が多かったですが、中でも私の印象に残ったのは二日目の6番目にG.ドニゼッティの曲を歌ったソプラノの大武彩子さんでした。美しい声と声量、きれいな響きで、聴き惚れました。
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