今日は、幻のそばと言われ、7月のわずか3週間の間しか食べることができない「献上寒晒しそば」を家内と食べに行きました。場所はビーナスライン沿い、蓼科湖のちょっと上にある「そば庄 蓼科高原店 」です。
「献上寒晒しそば」(かんざらしそば)は江戸時代に諏訪の高島藩と高速藩だけが夏の土用に「暑中寒晒しそば」として将軍家に献上していたもので、かなりの高級品だったそうです。
「寒晒しそば」は、秋に収穫した玄そばを「大寒」の時期に清流に浸し、引き上げて「立春」の時期に寒風に晒し、緩慢・凍結・乾燥を燥り返し、その後、夏まで土蔵に保存した特別なそばです。諏訪地域の「凍み」を利用した伝統的な加工食品だったのですが、技術、製法が明治時代に途絶めえため幻となっていました。それを茅野市内の地元の農家、製粉企業、そば店が一体となり最近復活させた手打ち十割そばです。
10割そばだと麺が普通ボソボソした感じになりますが、「寒晒しそば」はそういうことはなく、ちょっともちもちした感じで、美味しかったです。値段は一人前1,600円で、この辺りの盛そばの2倍位ですが、わずか3週間の期間しか食べることができないと思うとそれだけの価値があるような気がしました。
[いいですね]
3週間しか食べられない御蕎麦! 一度食べたいと願います。
関西なので、うどんも好きですが 父の影響か、とってもおそばも好きなんです。
兵庫県出石の皿そばも有名ですが、東のそばとはまた違いますよね。
投稿情報: chika8315 | 2010/07/21 16:02
これは期間限定なので、タイミングがなかなか難しいですが、信州にはおいしい蕎麦がいろいろありますね。
兵庫県の皿そばと言うのも食べてみたいですね。
投稿情報: Poran | 2010/07/21 16:53
[いいですね]
貴重なお蕎麦ですね♪
美味しいお蕎麦が食べられる信州がうらやましいです~
投稿情報: pocket7 | 2010/07/21 23:46
pocket7さん、
信州には手打ちそば屋があちこちにあって、麺やつゆの舌触りや味がちょっとずつ違うので、食べ歩くのはここの楽しみの一つですね。
投稿情報: Poran | 2010/07/22 14:01