我が家の近くのペンション 「ベルクハウスG-CLEF 」で8月20日(金)~22日(日)に第 4 回蓼科高原ギター・サマースクールが開催されました。このスクールは毎年8月にここで開催されていて、私はこれまでスクールの中で興味のある講座や公開レッスンの一部を聴講していました。しかし、今年は受講生となって、スクールの全コースに参加することにしました。
今年の講師は従来の稲垣稔氏と田口秀一氏に加えて、特別ゲスト講師としてレオナルド・ブラーボ氏(Leonardo Bravo)が参加し、3名の布陣となりました。受講生は3名の講師の内の、どなたか2名に1回ずつ40分の個人レッスン(公開)を受けます。
私は20日(金)に1回目の個人レッスンを稲垣氏から受けました。
受講曲は、新宿の「絃楽器のイグチ」での稲垣氏の個人レッスンで前に教えていただいたことがあるヴィラ=ロボスの「前奏曲第3番」やF.タレガ(又はタルレガ)の「エンデチャ、オレムス」などを最初考えていました。
しかし、直前になって急遽、エリック・サティ作曲(ロラン・ディアンス編曲)「グノシェンヌ第1番」を教えてもらうことにしました。
フランス人作曲家、エリック・サティの「グノシェンヌ第1番」は元々はピアノ曲で、神秘的な独自の雰囲気を持っています。若手人気ギタリスト・大萩康司さんはCDアルバム「ブルー」の中で、この曲をロラン・ディアンスの編曲で、とても綺麗に弾いています。私はこれを繰り返し聴いているうちに、自分でも弾いてみたくなりました。また、村治佳織さんもCDアルバム「リュミエール」の中でこの曲を弾いていますが、こちらはフランシス・クレジャンス編曲です。聴き比べて、私はロラン・ディアンスの編曲が好きなので、こちらの楽譜をネット通販で取り寄せました。
家に楽譜が届いたのが今月初めで、レッスンまでには2週間程しか練習期間がありませんでした。しかし、この機会を逃すと、私が次に稲垣氏の個人レッスンを受けるのは何ヶ月先になるか分らないので、ともかく教えてもらうことにしました
まだこの曲の楽譜の読み方に自信が持てないところがあり、また、指使い、リズムの取り方もこれで良いのか不安なところがありました。この日のレッスンでは稲垣氏から適切、明快なアドバイス、ご教示をいただき、それらの自分の疑問点、不安なところは解消しました。早い段階で先生のアドバイス、指導を受けて良かったと思います。自分流である程度引き込んでからアドバイスを受けると、修正するのに時間がかかってしまいます。これからは修正すべきところを修正して、当面、自分で練習し、弾き込むのみです。
ロラン・ディアンス編曲の「グノシェンヌ第1番」をYouTubeで探しましたが、アップされているのが見つかりません。村治佳織さん演奏のフランシス・クレジャンス編曲版がアップされていましたので、これを上に添付します。
どちらの編曲にしても、クラシックギターの特性を活かし、ギターに合った曲に編曲されていると思います。
kappaはサティーが好き!
其れをギターで?
素敵だわ・・・・是非載せてね。
投稿情報: Kappa | 2010/08/28 08:38
Kappaさん、サティは聴いていると、癒されるような味わいがありますね。まだ練習し始めたばかりで、その上、最近は覚えが悪くて、自分なりに、それなりに弾けるようになるのに1年位かかりそうですね。(^_^;)早くアップして、聴いてもらえるように練習します!
投稿情報: Poran | 2010/08/28 13:57
そう~頑張って!
一年なんて~~待てないよ~~っ。
投稿情報: Kappa | 2010/08/28 14:05
投稿情報: Poran | 2010/08/29 22:09
【受信コメント】
発信者<Enriqueさん>: 2010/08/29 21:05
意欲的な選曲ですね。一流プロに教えを請うには格好の選曲ですね。オリジナルのピアノの楽譜は小節線のない楽譜で,中世に舞い戻ったような音楽です。ですので形式にはそんなにこだわらなくてよいような気がしますが,稲垣さんはどのようにご教示されたのでしょうか。大いに興味あります
投稿情報: Poran | 2010/09/23 11:16