ここのところ曇りがちの日が多かったのですが、10月6日(水)は天気予報で晴れると言っていたので、白駒池経由で、まだ登ったことがないニュウに家内と二人で登ってみることにしました。
メルヘン街道(国道299号)沿いにある白駒池入口駐車場(上の写真)に車を停め、出発(9:13)。10分ちょっとの登りで、白駒池(標高2,115m)北岸の青苔荘に着きました(9:25)
青苔荘前の岸の周りには、ドウダンツツジなどが真っ赤に紅葉していました(上と下の写真)。
<青苔荘前の岸の紅葉~ドウダンツツジなど 2010年10月6日>
白駒池の周りを、写真を撮ったりしながら時計回りに歩きました。 白駒池の周りは、シラビソなどの苔むす森で、北八ヶ岳独特のしっとりした雰囲気を醸し出しています(下の写真)。
しばらく歩くと、池の東南岸にニュウに入る、左折する道があります。白樺林道と呼ばれる道です。 この道に入って(9:55)、10分程歩くと白駒湿原がありました(下の写真)。
そこから又白樺林道を20分ほど歩くと、稲子湯、白樺尾根などに行く道と交わる地点に着きました(10:26)(下の写真)。
ここで一服した後、ニュウ・中山への道を登り始めました(10:33)。ここからニュウまではちょっと急な登り道でした。シラビソ、コメツガ、トウヒの原生林が続きます(下の写真)。
30分程登って、ニュウの山頂に着きました(11:05)。ニュウは樹林の尾根の上にひょっこり頭をもたげた岩峰です(下の写真)。
<ニュウ山頂(標高2,351.9m) 2010年10月6日>
ニュウは標高2,351.9mの立派な山なのに、ここだけ〇〇岳と言わずに、変わった名前が付いています。ニュウとは稲むらを指し、この岩峰の形が、刈り取られた稲が田んぼに立てられた「稲むら」と似ているからなのだそうです。
ニュウの岩鋒 の上からは360度パノラマのように眺められました。北西方向には紅葉した樹林の向こうに白駒池が見え、更にその向こうに茶臼山や北横岳などが見えます(上の写真)
白駒池をズームして写真を撮ってみました。コンパクト・デジカメのためちょっと画面が暗くなってしまいますが、紅葉した木々で赤く縁取られた白駒池が見えます(上の写真)。 左上に見える道路はメルヘン街道(国道299号)です。
山の上は雲が出たり、切れたりしていましたが、殆ど無風で、ベストに近い天候でした。
山頂の岩峰の上で、家内の作ってくれたおにぎりを広げて、ゆっくり食べました。色付いた樹海など、絶景を眺めながらのおにぎりは格別おいしく感じました。
山頂で昼食をとり、休憩した後、来た道を下り始めました(11:46)。1時間ちょっとで、白駒池の東南岸に戻りました(12:54)。
そこから、ゆっくり岸辺の紅葉を楽しみながら 、白駒池の畔を時計回りに歩きました。
<白駒荘前から見た白駒池 ~ナナカマド、ドウダンツツジなど>
白駒池の岸辺はどの側から見ても、赤くなったドウダンツツジ、ナナカマドなどの紅葉が鮮やかでした。
白駒荘の先から道を下り、メルヘン街道沿いの駐車場に戻りました(13:43)。
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