7月31日(日)はNPO法人・調和の響きエコツーリズムネットワーク主催の「自然の中を散策・プラスランチ&ミニコンサート」を家内と聴きに行きました。
この「ランチ&ミニコンサート」には近くにお住まいのギター仲間、Yさんのご夫妻も聴きにいらしていました。帰りにお誘いいただき、夫婦でYさん宅にお邪魔し、夫婦同士でお喋りを楽しみました。
Y宅を辞して我が家に戻る途中、まだ雨がパラパラ降っていましたが、田んぼの向こうに、蓼科の山々を背にして大きな鮮やかな虹が架かっていました。こんな大きな、きれいな虹を見たのは久し振りです。
標高1,600mの我が家の周りでは漸く新緑が始まりました。そして、ランディと散歩をしていると、今、あちこちで自生の山桜が花を咲かせています。
山桜(ヤマザクラ)は、ソメイヨシノやヒガンザクラなどの里桜と比べると花が小さく、葉と花がほとんど同時に開くのが特徴です。また、山桜の幼葉は赤みがかっているため、遠目には、花が赤っぽいように見えるものもあります。
山桜は同じ地域に生えるものでも、花つきに少しずつバラツキがあります。写真のように花が密集して咲いている木もあれば、花がもう少しまばらについている木もあります。開花時期も木によって1週間程度のずれがあります。
短期間に集中して咲くソメイヨシノのような華やかさはありませんが、山桜はひっそりとして、清楚です。そして、その姿をゆっくりと静かに楽しめるのが有り難いです。
昨日(1日)、蓼科では昼頃から湿った雪が降り始め夜まで降っていました。今朝には止んで、晴れましたが、7~8cm新しく積もりました。
山荘の周りはしばらく振りの雪化粧です。
ランディは手術して1週間経ちましたので、手術後初めて午前中家の近くを少し散歩しました。
新しく降り積もった雪道をランディはエリザベスカラーを付けたまま散歩です。 エリザベスカラーがないと、ランディは手術した傷口を舐めてしまうので、まだこれははずせません。
<ランディ ~ 1週間振りに散歩 2011年3月2日>
ランディはもう元気一杯で、走り回りたくて仕方がないようでした。
<エリザベスカラーの中に雪を一杯付けたランディ>
エリザベスカラーを付けたままランディは雪の中に顔を突っ込んで雪を食べたりするので、カラーの内側には雪がべったり付いて、鼻まで白くなっていました。
今日(13日)午前、別荘地内を車で走っていたら、道路際に鹿のファミリーがいました。車がすぐそばに来ても逃げようともしないので、携帯電話で写真を撮りました。
我が家が23年前にここに山荘を建てた頃には、別荘地内で鹿を目撃することは本当にたまにしかありませんでした。正確にいつからかはは覚えていませんが、少なくとも10年位前からは鹿は増え始め、今は別荘地内に住んでいる人の数よりも鹿や狐の数の方がはるかに多いことは明らかです。
鹿が増えたのは温暖化が影響しているとよく言われます。昔は厳寒期の山や高原の寒さに耐えられず凍死する小鹿が多かったのが、最近は暖かくなっているために凍死する小鹿が減り、鹿の数が増えていると言われます。
数年前までは鹿は人間がそばに近づいてくれば、逃げ出しました。しかし、最近は人間や車が近付いても、逃げずに平然としている鹿が少なくありません。これは、人間は鹿に危害を加えないということを鹿が学習してきているからだろうと私は推測します。そういう点では、鹿の増殖は第二段階に来ているのだろうと思います。
本来、鹿は警戒心の非常に強い動物だとのことですが、このままでは蓼科高原の鹿は奈良公園の天然記念物の鹿のように、人間の周りをうろついて、平気で徘徊するようになる可能性もありそうです。
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