昨日、13日(月)は天気も良さそうだったので、伊那市の高遠城址公園の桜を見に行くことにしました。
朝、8時半に山荘を車で出発し、国道152号を通り、杖突峠を越え、1時間10分で高遠中学校グラウンドの臨時駐車場に着きました。 臨時駐車場からは片道100円でシャトルバスに乗り、数分で高遠城址公園に着きました。
高遠の桜はタカトオコヒガンザクラで、ソメイヨシノより少し小ぶりで、赤みのある花を咲かせています。園内には約1,500本以上の桜があり、「県の天然記念物」になっています。
高遠城は元々はこの地方の名族・諏訪氏の一族である高遠氏の居城でした。天正10年(1582年)、小田信長の長男信忠の5万の大群の攻撃を受けて、武田勝頼の弟で当時の城主、仁科盛信とその3千人の城兵は凄惨な戦いの末に全員が玉砕して、落城しました。
この日のコヒガンザクラは満開で、そろそろ散り始めようとしているところでした。
高遠城址公園の桜は4年前にも一度見に来ました。その時の記録を調べると、4月16日(土)に来ていましたが、まだ7分咲きでした。今年は暖かいので、その時よりも10日くらい早まっています。
4年前の時には確かにたくさんの花が咲いていてましたが、それ程は感激しませんでした。しかし、今回の方が本当に綺麗な感じです。やや濃い目のピンクの桜がびっしりと詰まり、色合いも、スケールも見事でした。
高遠城址の桜は散り始めが一番良いと聞いていましたが、まさにその通りでした。
この日は平日でしたが、やはり人は多かったです。
しかし、帰りのシャトルバスの運転手と話したところ、この日はまだマシで、前日13日は日曜日だったので、混み具合は尋常ではなかったそうです。 中央高速伊那インターを降りた車がわずか12kmを走って、高遠城址公園に着くのに4時間かかったそうです。高速道路休日割引1千円も相当影響しているようです。
ここは見頃のピークの時に見ておく価値のある名所だと思います。
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