8月23日(木)~24日(金)に軽井沢に一泊旅行して帰ってきて、翌日畑に行ってみたら、トウモロコシが10個以上なにかの動物に食べられ、身だけきれいに食べたカスが畑に転がっており、茎も何本か倒されていました。たまたま畑の地主のYさんが雑草取りに来てくれていたので、聞いてみたら、「これはムジナ(狢)の仕業だ」と言われました。
翌日、畑に行ってみたら、また同じように10数個トウモロコシがムジナに食べられていました。畑全体には地主のYさんが最初から鹿よけの電気フェンスで周りを囲ってくれてあります。従って、鹿の害は防げるのですが、ムジナは電気線の下をくぐって入ってきてしまうようです。近くのホームセンターに行って、動物よけのネットを買おうかと見ましたが、6,000円~7,000円もします。もともと採算度外視の野菜作りとは言っても、今更これだけのお金をかける気もしません。鳥よけのネットが300円位で売っていましたので、これを買ってきて、とりあえずトウモロコシの周りに張ってみました(写真の薄く赤く映っているもの)。その翌日畑に行ってみると、ムジナがネットを突破して入ってきて、トウモロコシを又10個位食べていました。やはりこのネットでは効果はありませんでした。
もう今年はしかたがありません。もともとトウモロコシが順調に育ったら、100数十個採れてしまう計算で、夫婦二人では食べきれる訳がありません。ムジナに食べたいだけ食べさせてやることに決めました。しかし、一番美味しいところをムジナが夜の間に食べて、残りを人間が食べるというのはちょっと癪ではあります。
*この地方でムジナ(狢)と呼んでいる動物はハクビシン(下の写真)の一種だそうです。
[いいですね] なんだかすごいですね~。
順調に育ったらとうもろこしが100数十個というのも驚きですし、野生の狸や鹿から守るというのも、なにやら壮絶な自然との闘いのよう・・。
そして、食べたいだけ食べさせてやることに・・には、ちょっと感動しました(^^♪
こうやって大事に育てたとうもろこしは、お味もまた格別でしょうね。
きっととっても甘くてジューシー♪
ところで、むじなって狸のことなんですか?
投稿情報: jaca_randa | 2007/09/03 14:30
コメントありがとうございます。
当初、畑のオーナーの農家の方から「これはムジナの仕業だ」と言われたました。ムジナというのは、地方によって、アナグマを指したり、狸を指したり、あるいはハクビシンを指したりすると聞いていましたので、自分はこれは狸のことだと思い込んでいました。そこで、最初記事の中で、ムジナ=狸と書きました。
しかし、昨日のjaca_randaさんからの質問を受けて、地元の人に確認してみました。すると、蓼科・茅野地域でムジナと言う場合には、アナグマでも狸でもなく、ハクビシンの一種のものだとのことでした。そこで、記事の文中、狸→ムジナに表現を改めました。因みに、ネットで調べると、アナグマも、狸も、ハクビシンも似てはいますが、ちょっとずつ違っていますね。ここに載っています。→http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/special/mammal/chibamammal/middle4.html
地元の人の話ですと、ムジナは頭が良く、前もって野菜の様子を見にきて、ちょうど熟して食べごろになった時に食べにくるのだそうです。
“田舎暮らし”1年目の私にとってはまだまだ勉強することがたくさんありますね。
投稿情報: Poran | 2007/09/04 09:58
[いいですね] とても興味深いお話、ありがとうございます!
わざわざ地元の方に聞いてくださったんですね~。恐縮です。
ネットのサイトも見てみました。なるほど~!!
みんな似ていて、まるでいとこ同士みたいですね。
しかも地方によって呼び名がまちまちなんですか。
お陰さまで一つ利口になりました(^_-)-☆ ありがとう♪
投稿情報: jaca_randa | 2007/09/04 12:03