3月16日(日)に坪川先生による4回目のギター個人レッスンを受けました。
今回みていただいた曲は次の3曲です。
フランシスコ・タルレガ作曲 「アラビア風奇想曲」
同 「前奏曲第11番」
ヴィンチェンツォ・ガリレイ作曲「リュートのための六つの作品」から「Saltarello」
「アラビア風奇想曲」は前回、1月末のレッスンの時にみていただき、いろいろアドバイス・指摘をいただきました。それらの点を注意して、約1ヶ月半自分で練習して、その結果を今回、また弾いて、再度指導をいただきました。いくつか、表現方法、演奏テクニックについて新しいアドバイス・指摘をいただきました。それらは、謂われてみれば「なるほど、ごもっとも」と思うことばかりです。
「前奏曲第11番」は最近新しく練習し始めた曲で、小品です。繊細な表現方法、演奏テクニックについてアドバイス、指摘をいただきましたが、説明は論理的で、又なるほどと思うことばかりです。なかなか奇麗な曲で気に入っていますが、このような短い単純な曲であっても、一つの曲を究めるのはなかなか難しいということがよく分ります。
「Saltarello」は楽譜を見るとそんなに難しそうに見えないのですが、いろんなテクニックが含まれていて、しっかりと弾きこなすのは自分にとっては容易ではありません。スラーの基本練習の仕方、アルペジオの特殊な弾き方の練習の仕方なども教えていただきました。
今回も自分にとっては内容の豊富なレッスンとなりました。
[いいですね] ヴィンチェンツォ・ガリレイの音楽というのは恥ずかしながら知りませんでした。Wikipediaを読んでいてもなかなか面白そうですね。楽譜がどこかから出ているのですね。探してみようかな。
スラーは私はいつまで経っても上達しません。合奏でも必ず直されます…。真面目に練習しないとダメですね。
投稿情報: MNEMO | 2008/03/23 01:23
「リュートのための六つの作品」は私が40年前、大学生の時に使っていた曲集、西野博著「「ギター古典名曲集」に載っていました。この曲集はセゴビアの演奏曲のみを取り上げ、セゴビアの演奏にできるだけ忠実に楽譜を書いています。この曲集の中ではこの曲の作曲者は、はっきりVincenzo Galileiと記載されていました。しかし、現在出版されている、中川信隆監修「発表会用ギター名曲集」(現代ギター社発行)にも「リュートのための六つの作品」が掲載されていますが、ここではこの曲は「作者不詳」となっています(セゴビア演奏のものとは一部楽譜が違っていますが・・)。
私の推測ですが、「リュートのための六つの作品」の作曲者がVincenzo Galileiなのか、確証がないのかもしれません。
この曲は私にとっては弾きこなすのは難しいですが、しかし、好きな曲の一つですね。
投稿情報: Poran | 2008/03/23 21:33
なるほど、そういうことは確かに時々ありますね。ヴィンチェンツォが作曲家であったことは事実なんですね。この頃は「作曲者」という概念自体が曖昧っていう話もありますよね。一度その曲を探して聴いてみたいと思います。(知ってる曲なのかも知れないですけど…。)
投稿情報: MNEMO | 2008/03/25 00:19
投稿情報: Poran | 2008/03/25 22:15