玉川上水

１月２７日（火）に蓼科から東京の家に戻ってきて以来、毎日のようにランディを近くの公園に散歩に連れて行っていました。しかし、２月２日（月）は天気も良くなったし、少し違う所に行ってみようと、ランディを車に乗せました。 

玉川上水の近くのスーパーの駐車場に車を停め、そこからランディと家内と私の３人で玉川上水を散歩しました。 

玉川上水／西中島橋から見る　2009年2月2日

玉川上水と言えば、私は作家太宰治を思い出します。太宰治は昭和２３年（１９４８年）６月に愛人、山崎富栄と玉川上水に入水自殺をしましたが、その場所はここよりずっと下流の三鷹市でした。当時、玉川上水は川は深く、流れは急だったようです。 しかし、今は写真のように清流がのどかに流れているだけです。

玉川上水を散歩 2009.2.2

私は大学２年の時に小平市の玉川上水のすぐそばの家に下宿していました（昭和４１年（１９６６年）です）。その頃は夏の夜に玉川上水を歩くと、川の上で蛍が大量に群れをなして乱舞し、夜空に美しく輝き、それは見事でした。静岡市で育った私は、ここは東京と言っても自然が残り、静岡よりずっと田舎だなぁ、と思ったものでした。しかし、今はこの辺ではとうの昔から蛍は見ることができません。 

玉川上水の流れをのぞこうとするランディ

今は玉川上水は良い散歩コースとなっており、大勢の人が散歩しています。ランディは散歩中、大勢の人達と触れ合い、彼にとっては良い社会勉強となりました。

Comments

[投稿情報: Laka]

[いいですね] 私も玉川上水と聞けば、太宰治です。
本当に、今見るとここでどうやって入水自殺ができたのか…と思ってしまいます。
このあたりに蛍が戻って来た、というニュースを聞くことができたら、もっともっと未来に希望が持てそうな気がします。

[投稿情報: まさとい]

[いいですね] 八王子に住んでいた私にとって，玉川上水は羽村の取水堰近辺でした．あのあたりは今でもそれなりの水量が流れていたように思いますが，都心まで水を運んでいた頃とは比べものにならないでしょうね．
ランディくんは，散歩している皆さんのアイドルでしょうね．引き締まった顔と愛くるしい仕草で，皆さんメロメロでしょう．

[投稿情報: Poran]

今の玉川上水の光景を見ると、入水自殺ができるなどとは想像もできないですね。

玉川上水に蛍が舞っていた頃は、やはりのどかで良かったです。ノスタルジーですね。

今の子供たちは、養殖の蛍ならともかく、天然の蛍を見られることは滅多にないでしょうね。