4月3日(金)晩は国立音楽大学の基礎ゼミコンサート「いま始まる! 華麗なる音楽の響き」を家内と一緒に聴きに行きました。
これは国立音楽大学の新入生歓迎イベントの一環として行われているものですが、このコンサートのみは同大学付属高校の生徒や近隣の市民に対しても無料で開放しているのだそうです。
この日のコンサートは二部からなり、一部はムソルグスキー作曲(ラヴェル編曲)組曲「展覧会の絵」、第二部はモーツァルト作曲歌劇「フィガロの結婚」K.492より第4幕でした。
演奏するオーケストラ、Kunitachi Philharmoniker は同大学の教授など教員、卒業生のプロ、選抜された学生で編成されています。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」は打楽器や管楽器をふんだんに使う曲で、オーケストラの面白さを味わうことができました。
モーツァルトの「フィガロの結婚」については、礒山雅教授のお話と役者達とのユーモア溢れるインタビューを交えて劇は進行し、初めて聴く人にも分かり易く工夫されていました。歌い手は、ケルビーノ役の博士課程の学生を除けば全員が教授など講師陣で、レベルの高い演奏で、十分楽しめました。
このような内容の濃いコンサートをタダで聴かせていいただけるというのは、国立音大に感謝です。
[this is good] This excellent phrase is necessary just by the way
投稿情報: Terance Bolling | 2010/05/05 11:31