今年の4月頃から我が家の主たる“お風呂”を蓼科温泉露天風呂「石遊の湯(いしやすのゆ)」に変更しました。
去年、一昨年と、2年間は我が家は自宅の風呂代わりに横谷温泉旅館の「巨石露天風呂」にもっぱら行っていました。横谷温泉の露天風呂は渋川に面していて、山を眺め、ゆったりとしていて、風情があって、気に入っていました。しかし、難点は、宿泊客でない外来者は入浴時間が12:00~15:00と19:00~21:00に制限されていることです。従って、こちらの都合の良い時間に入りにくいのです。横谷温泉の入浴料は「年間パスポート」を7,500円程で買うと、1年間毎回4名まで一人300円で入れます。
「石遊の湯」の入浴料は、年間パスポートはありませんが、12回分の回数券が5,000円なので、料金的にはそれほど変わりません。
石遊の湯は、戦前、軍需用の鉄鉱石を掘り出していた諏訪鉄山跡地から湧出したもので、泉質はナトリウム、カリウムイオン、マグネシウムイオン、塩化物などです。透き通っていますが、黒っぽい色をして、とろっとして、私はこの湯質を気に入っています。 横谷温泉は掛け流しではありませんが、ここは完全掛け流しなので、その点も申し分ありません。小川に面して、山に囲まれて、静かな所にあります。
男女共、屋根付き露天風呂と屋根無し露天風呂が一つずつあります。ここの難点は、露天風呂しかないので、春・夏・秋はいいのですが、冬は裸になってから湯船に入るまでが寒いので大変です。冬になったら他の温泉も考えなければならないかもしれません。
もう一つ、横谷温泉との違いは、ここは地元の人が多いことです。週末や祭日は別荘族や近くのペンションの客が増えますが、平日は7割位は地元の人の感じです。先日は露天風呂で一緒になった地元の農家のおじいさんから野菜作りの情報やヒントを教えてもらいました。
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