今日もいい天気でしたので、午後ランディを連れて、蓼科湖を一周して散歩しました。
蓼科湖周辺はちょうど紅葉の真っ盛りでした。
今、蓼科では標高1,200m~1,300mあたりが紅葉のピークで、紅葉は里に下ってきています。
ホテル・ハイジ はビーナスライン沿いの蓼科湖のちょっと上にあります。先月初め家内とこのホテルのティーガーデンにお茶を飲みに行きましたが(下記①ご参照)、今日は初めてここにランチを食べに行きました。
ここは皇室ゆかりのホテルだけあって、落ち着いていて、この辺のホテルの中では品の良い雰囲気があります。
ランチのサービスは1階のレストラン「イースト」です。ドアや窓などにはステンドグラスが使われ、室内にはスイスの調度品が置かれています。
ランチ・メニューには一品料理もありますが、私も家内も「ハイジのランチプレート」(1,800円)にしました。
ランチプレートには小皿のアミューズ、ハンバーグステーキのデミグラスソース、サラダ・パナシェ(有機野菜のサラダ)、バターライスが盛られていました(下の写真)。
アミューズは帆立の上にサーモンが乗ったものでした。ハンバーグの中にはカマンベール・チーズが入っていて、デミグラスソースは本格的な味でした。
どれも味は良かったですが、量も上品で女性向き、成人男性にはちょっと物足りないでしょう。
そのあと飲んだここのコーヒーも美味しいです。
食後に庭に出てみました。
ここは標高1,200メートルちょっとあり、ティーガーデンの白樺は色付き始め、その向こうに見える蓼科高原別荘地の紅葉がきれいでした。
<ご参照リンク>
①charanの記事「ホテル・ハイジ」→http://charan-hi.vox.com/library/post/%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B8.html
②ホテルハイジHP→http://www.hotelheidi.co.jp/
10月19日(月)は上田市に日帰りで見物に行ってきました。
9時半に車で山荘を出て、ビーナスライン~白樺湖~大門街道を通って、1時間半で上田市街に着きました。
途中、蓼科から白樺湖までのビーナスラインの周辺の山は赤や黄色に見事に彩られ、紅葉のトンネルの中を運転しているような感じの所もありました。
下の写真はビーナスライン沿い標高1,700mの所にある「蓼科女の神展望台」から見た蓼科高原別荘地です。その向こうには甲斐駒ケ岳などの南アルプスと、その右に入笠山がかすかに眺められます。
11時ごろ上田市街(下記①ご参照)に着いて、最初に上田城に行きました。上田城は1583年に真田昌幸が築城したものです。1900年の関ヶ原の戦いに際しては、西上を続ける徳川秀忠軍(3万8千人)の攻撃を昌幸・幸村親子が籠城して退けたことは有名です。
上田城は堀、石垣などがよく残されていて、戦国の雰囲気が窺えました。
本丸、内堀はあまり荒らされずに残っている感じで、味わいがあり、一度は訪れる価値はあると思いました。
お昼に、信濃国分寺近くにあるそば屋「茜屋」に行きました。 茜屋は前もってアスクユー・レストランガイド(下記②)で調べたところ、上田市のそば店では2番目の評価を得ていた店です。
私は「国八そば」を、家内は「天ざるそば」を食べました。国八そばはタラの芽と朝鮮人参の天麩羅が付いています。ここのソバはやや太めで腰がしっかりしていて、いかにも地元の手作りという感じでした。私は並盛をたのみましたが、それでも東京近辺のそば屋の大盛りよりもずっと量が多かったです。つゆはやや甘めですが、まずまず美味しくいただきました。
昼食後、信濃国分寺に行きました。信濃国分寺は奈良時代に上田の地に建立されたものが、平安末期に今の地に移されたものだそうです。この寺の中で最も古い三重塔(下の写真)は重要文化財で、室町中期の建立と推定されています。
国分寺本堂(薬師堂)は江戸末期の1860年に竣工で、近世の堂としては東信地方最大の建造物だそうです(下の写真)。
そのあと、上田市街を通り抜ける旧北国街道の柳町通りに行きました。北国街道(ほっこくかいどう)は江戸幕府によって整備された脇街道で、正式には北国脇往還と言うそうです。
今でも柳の木がある柳町(やなぎまち)には古い家並みが多く残っています。もともと旅籠屋、呉服屋などの商家が多かったそうです。江戸末から明治にかけての町屋には2階に特徴ある「親付き切り子格子 」が付いています(下の写真)。
そこから車を北東に約20分走らせて真田町に行きました。そこにある御屋敷公園は、真田氏が1583年に上田城を築城する以前に居住していた館跡(下の写真)を公園として整備したものです。 館の構築の時期は1558年~1570年頃と考えられているそうです。
御屋敷公園の中には皇太神宮が建てられており(下の写真)、これは真田昌幸が上田城に移転するにあたりこの地を神聖な場所として保存されるように図ったためだそうです。
そのあと、真田氏歴史館を見て、真田の郷巡りを終えました。
大門街道を通って山を越えて、ランディが待つ我が家に帰ったのは夕方5時半でした。
上田市はメジャーな観光名所はありませんが、見所が多く、おもしろい旅でした。
<参照リンク>
①信州上田観光情報→http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/kanko/index.html
②アスクユー・レストランガイド:「茜屋」→http://www.asku.com/rv/r2500928/review.htmll
今日朝、ランディを連れて、散歩を兼ねて 横谷観音展望台に行きました。
標高約1,500mの所にある横谷観音展望台は蓼科での紅葉の見所の一つです。10時ごろ我々が展望台に着いた時には他に人はいませんでしたが、しばらく経つと20人位の観光客がどっとやって来ました。観光バスが着いたようでした。
横谷観音展望台から見る横谷峡はちょうど今紅葉が見頃で、王滝の回りもきれいに彩られていました。
横谷峡の向こうには茅野市街が眺められ、そのはるか向こうには、左側に台形をした木曾御嶽山、その右に乗鞍岳、北アルプスがきれいに見えました。
蓼科高原は今、標高1,500m~1,300m当たりが紅葉のピークを迎えています。
春から夏の間は我が家が主に入りに行く温泉は「石遊の湯」(いしやすのゆ;下記①)でした。石遊の湯は完全掛け流しで湯質は良く、気に入っていました。しかし、欠点は露天風呂しかないことです。男湯、女湯それぞれに露天風呂が二つずつありますが、室内風呂がありません。そのため、気温が低くなってくると、脱衣所を出てから露天風呂に入るまでの間が寒くて、ちょっとつらいのです。
それで、10月半ばからは主に行く温泉をアートランドホテル蓼科(下記②)の「高原の湯」に変更しました。
アートランドホテル蓼科は蓼科湖畔にあります(下の写真)。ここは従来は宿泊しなければ温泉は利用できませんでしたが、今年から温泉のみ利用もOKと変更されました。温泉利用料は通常1回800円ですが、5,000円で11回分の回数券があり、これを購入すれば1回450円程度となり、まずまずの値段です。
ここの温泉の良いところは、まず、完全掛け流しなので湯質が良いこと、次に、設備が整っていることです。男女共に室内の風呂と露天風呂があり、シャワー、シャンプー、洗い場の数、飲料水など完備していて、きれいです。また、風呂場の向かいの休憩室には全身マッサージ・チェアがあり、無料で使えます。第三に、入浴時間の制限が実質的にないことです。去年まで通っていた横谷温泉旅館(下記③)は午後3時~7時の間は入浴のみの客は入ることができず、不便でした。
ここの温泉の欠点と言えば、男湯の露天風呂は高い塀で囲まれていて、景色が殆ど見えず、風情がないことです。
トータルで考えれば、私の山荘から車で10分弱と近く、我が家にとっては使い勝手の良い温泉です。
<ご参照リンク>
①露天風呂「石遊の湯」→http://poran.vox.com/library/post/%E7%9F%B3%E9%81%8A%E3%81%AE%E6%B9%AF-1.html
②アートランドホテル蓼科→http://www.hoteltateshina.co.jp/
③横谷温泉旅館→http://www.yokoyaonsen.com/
今日午後、久し振りに、我が家から車で10分ほどの所にある御射鹿池(みしゃかいけorみさかいけ)に行ってみました。
御射鹿池に着くと、平日にもかかわらず、立派なカメラを抱えた人たちが何人もいて、池の前の小さな駐車スペースは満杯で、前の“湯みち街道”には車がたくさん停められていました。
数年前でしたら、ここはこんなに観光客が来ていませんでした。去年、シャープ液晶テレビアクオスのCMに女優吉永小百合と共に御射鹿池の映像が使われて、全国的にも名が知られるようになったようです。
ここの紅葉はまだピークとまでは行きませんでしたが、色付いた木々が池の水面に映って、いつも通りの独特の雰囲気を醸し出していました。
10月10日は我が家の結婚記念日でした。30年ですから、真珠婚式です。
ふと思いついて、結婚前後のアルバムを取り出してきて、パラパラと見ていたら、ネガフィルムも出てきました。30年前のアルバムの中の写真は色が退化して、皆くすんできてしまっています。
そこで、 スキャナーでネガフィルムからデジタル化して外付けハードディスクに写真を取り込む作業を始めました。
下の写真はその中の一つです。ちょうど30年前の今日です。スイス周遊10日間ツアーの2日目でした。
我が家の山荘からランディを連れて散歩するコースには何種類かありますが、その中の一つに、途中展望が開けて、八ヶ岳連峰がよく見える所があります(上の写真)。
今日の散歩はもう夕方でしたので、少し暗くなり始めていましたが、それでも蓼科高原から八ヶ岳にかけての紅葉がきれいに眺められました。
今、標高1,700m位のところが紅葉の見頃です。これから一日一日と紅葉は山を下ってくるでしょう。
10月10日(土)晩はフランス料理店「オーベルジュ・エスポワール」に家内と夕食を食べに行きました。
「エスポワール」(http://resort.wide-suwa.com/espoir/index.html)は11年前に蓼科高原にオープンし、ここの藤木シェフは料理に関する本を書いたり、地元のテレビに時々登場するなどして、この辺では一応名の知れた人です。
我々はここのことは知っていましたが、食べに行ったのは今回が初めてです。
ディナーはシェフのお任せコース料理で、フルコースと 品数を少し減らしたコースの2種類があります。我々はそんなにたくさんは食べられないので、品数の少ないほうのコースを選びました。
まず、飲み物は家内がエスポワール特製の野草ジュースを、私はフランス産赤のグラスワインをたのみました。
ワインを飲んでいると、店のマダムが今日の料理に使われるという、近くで採った天然のいろいろなキノコを盛り合わせたものを持ってきて、見せてくれました(下の写真)。豪華な美味しそうなキノコです。
まず、前菜としてズッキーニと山芋のアミューズが出ました。
そのあと、ウェートレスが 信州産のいろいろなチーズをトレイに乗せて持ってきてくれました。ヤギのチーズなど珍しいものもありました。どれも美味しそうでしたが、この中から何種類かを選んで、盛り合わせてもらいました。
次は蓼科産夏野菜とイチジク・鯵のテリーヌです。
その次は、信州産天然キノコとウナギのポワレです(右下)。
そのあとは、天然キノコのコンソメスープが出ました(右下)。
私はグラスワイン2杯目に国産の塩尻信州メルロ2006をたのみました。 一杯目のフランスワインよりもちょっと渋めでしたが、どちらもいい味でした。
いよいよメインです。家内は“長野県産黒毛和牛のバベットステーキと信州野菜のパナッシェ”を、私は“信州産牛舌の赤ワイン煮込み”をたのみました。
牛舌はおいしくワインに煮込まれて、とろけるような感じでした。
デザートは家内がモンブラン、私がパプリカのクレームブリュレです。
クレームブリュレはパプリカの味と香りがして、洒落たデザートでした。
そして、食後の飲み物は家内がエスプレッソ、私がコーヒーでした。
この店のディナーはオードブルからスープ、メイン、デザート、コーヒーまでどれも我々夫婦が満足し、納得できる味でした。
1.5流や二流の店ですと、メインはいいがオードブルはイマイチとか、メインでもこちらはいいが、こちらは味がしつこいなどと言うことがよくありますが、この店はすべての料理が納得できるものでした。
ただ、味に比例して値段もこの辺ではトップクラスの一つです。我が家が日常的に行く店とは残念ながら、ちょっと言えません。
今日午後、蓼科高原を下って里に行くと、黄金色の田んぼの向こうに、秋の空を背景に八ヶ岳連峰の稜線がくっきりと見えました。
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