9月27日(月)お昼、諏訪湖西岸にある「うなぎの館・天龍」で鰻重を食べた後、岡谷インターから高速に乗って、豊科インターで降りて、安曇野ちひろ美術館に行きました。
家内が見たいと言っていた、「生誕100年、赤羽末吉展 ~絵本は舞台だ!~」(7月16日~9月28日)を見るためです(詳しくはこちらをご参照→「赤羽末吉展」 by charan)。
ここを見た後、帰りにあずみ野ガラス工房に寄り、豊科インターから高速に乗るつもりで車を走らせていました。すると、車のナビに大きなわさび農園が表示されていました。生産している所なら、作りたてのものが比較的安く買えるのではないかと思い、急遽寄ってみることにしました。
何の予備知識もなく行ったそこは大王わさび農場 と言い、入ってみるともの凄く大きなわさび畑だったのでびっくりしました。
わさび農場の面積は15ヘクタール(東京ドーム11個分)で、日本最大です。アルプスの麓に豊富な湧水を利用し、一日の湧水量は12万トンです。
大正4年から開拓が始まり、約20年をかけて開墾されたのだそうです。
わさび田は直射日光に弱い為、4月末から9月末まで、写真のように黒い寒冷紗で覆われています。
きれいな水の流れるわさび田は林に囲まれていて、空気も澄んでいる感じでした。晴れた日にゆっくり時間をかけてわさび田の中を歩いたら、気持ちが良いだろと思われました。
大王わさび農場の北側には蓼川(たでがわ)と万水川(よろずいがわ)が流れていて、傍に三つの水車小屋があります。
ここは黒澤明監督の1989年のオムニバス映画『夢』の第8話「水車のある村」のロケ地として知られています。
蓼川には透き通った湧水が流れ、とても綺麗な場所でした。新緑の頃にここに来たら、緑の木々が川面に映り、素晴らしいだろうと想像されました。
poranさん
ワサビ農場は・・・・工場みたい!
ワサビ!っていったら~
せせらぎに~って想像しますもん・・・ビックリ!
水車小屋の風景・・・雨にけむっているのか~
イイですね~。
何だか人も居無さそう~ね。
投稿情報: Account Deleted | 2010/10/04 12:46
蓼川の風景は、まさに安曇野のイメージとぴったりで美しいですね。豊かに流れる水は、近くにいると吸い込まれそうな怖さを感じますね。
投稿情報: まさとい | 2010/10/04 21:05
Kappaさん、
私もこんな大きなわさび田は初めて見ました。
アルプスからの湧水が豊富な安曇野だからできることだろうと思いますね。
from Poran
投稿情報: Poran | 2010/10/04 22:01
まさといさん、
湧水による透明度の高い、きれいな流れは安曇野独特の雰囲気を作っていますね。
いつまでも眺めていたいような、癒される光景でした。
from Poran
投稿情報: Poran | 2010/10/04 22:07
Poran さん、
大王わさび農場、懐かしいです。昔はよく安曇野に旅行に行っていて、何度かこのわさび農場にも行きました。5月連休に行った時は、新緑には少し早かったのですが、お天気が良く、水辺の清涼感に加えて、景色そのものが静寂、という言葉ぴったりの風情でした。蓼川と水車小屋の写真は、セザンヌの絵にありそうな風景ですね。
投稿情報: Angela | 2010/10/05 13:05
Angelaさん、コメントありがとうございます。
Angelaさんにとっては大王わさび農場は馴染みの場所だったのですね。
ここに行った時は夕暮れ時だったので、全体がうすぼんやりしていますが、確かに、そのためにセザンヌの絵のような雰囲気がありますね。
from Poran
投稿情報: Poran | 2010/10/05 13:32