昨日午後から降り始めた雪は夜の間降り続きましたが、朝にはやんでいました。20センチちょっと積っていました。 久し振りのまとまった雪です。
庭に停めていたマイカーはすっぽり白い雪を被っていました。
今日は良い天気になりましたが、庭で遊ぶランディは新雪にズボズボ埋まっていました。
先週、一時春のように暖かくなり、そのあと普通の寒さに戻ったら、山荘周辺の道路は溶けた雪がバリバリに凍りついてアイスバーンになってしまいました。その後少し雪が降りましたが、薄い積雪の下は相変わらずアイスリンクのような状態で、この辺の道路は今とても滑りやすいのです。
ランディと別荘地内を散歩で歩くと、毎回のように鹿と遭遇します。ランディは鹿を見つけると、猛烈な勢いで追い掛けようとします。 このためランディに引っ張られ、ツルツルの道路の上で、こちらは滑って転びそうになり、危ない思いをしばしばします。
そこで、最初に家のアプローチでフリスビー遊びをさせ、ランディを少し疲れさせてから散歩に出掛けることにしました。こうすると効果はてき面で、ランディは突然走りだしたりして散歩中に引っ張ることが少なくなりました。
しかし、雪上のフリスビーですと、さすがのボーダーコリーでも足元が悪くて走りにくいようで、フリスビーをダイレクトにキャッチすることがなかなかできません。
今日は今シーズン初めてのスノーシューに行きました。
2年前までは冬になると家内とスノーシューで雪山をよく歩いていました。しかし、一昨年11月にランディが生後2カ月で我が家に来て以来、雪のシーズンもランディと別荘地を散歩することが日課となり、ランディを家に置いて、スノーシューに 出掛けて行く気があまりしなくなりました。
昨シーズンはスノーシューに行ったのは1回きりでした。
今日は久し振りに、隣の別荘地に住むTご夫妻と私の3人でスノーシューに出掛けました。やっぱり家内はランディと今回も家で留守番です。
Tさんは私と同じ「めぐみファーム」で野菜作りをしている方です。去年ご夫婦でスノーシューを買われたのですが、積雪した別荘の回りを歩いただけだったと言うことでしたので、今回ご一緒しました。それで、比較的歩きやすい八子ヶ峰を選びました。
白樺湖ロイヤルヒルスキー場の駐車場に車を置き、リフトに乗り一番上まで行きました。そこでスノーシューを履き、八子ヶ峰を尾根伝いに、しらかば2in1スキー場方向に歩きました。
ここ2、3日降ったりやんだりしていた雪は今日朝の内にはやみ、昼頃には漸くきれいに晴れ上がりました。午後は絶好のスノーシュー日和。新しく降った白いふわふわの雪が八子ヶ峰を覆っていました。
ここのところ気温が低いため雪はサラサラで軽くて、トレースのない新しい所に踏み込むとスノーシューを履いていても膝くらいまでもぐってしまいました。
八子ヶ峰の尾根からは、東から蓼科山、八ヶ岳連峰、南に甲斐駒ケ岳、南アルプス、西には木曾御嶽山、北には北アルプス、浅間山まで360度、パノラマのように雪を冠った山々を眺めることができました。
帰りはリフトには乗らず、ロイヤルヒルスキー場の脇を歩いて下りました。往復約1時間半、好天に恵まれた、久し振りの快適な歩きでした。
明けましておめでとうございます
蓼科は30日夜から雪が降り始め、大晦日は一日粉雪が降っていました。大晦日の夕方までに20cm位は降り積もりました。正月は真っ白な綺麗な雪景色になりそうです。
我が家は夫婦とランディの3人で元旦の朝を蓼科で迎えます。元旦の午後には東京に戻り、三が日は東京の家で久し振りに家族全員集合となる予定です。
新年の皆様のご多幸をお祈りいたします。
今年ももうすぐ1年が終わろうとしています。
私は自分が人前でギターソロを演奏した内容をExcelの表に記載し、記録しています。そこで、今年の分を集計したところ、今年1年間で人前でクラシックギターを弾いた回数は合計18回でした。その内、国分寺のライブハウス「クラスタ」での演奏が13回でした。1年間で弾いた曲は全部で12曲です。同じような曲を何回も弾いていたわけです。
私が人前でギターソロを弾くようになってから暫くして、家の練習の時にいくらうまく弾けてもそれは実力ではない、人前でどれだけ弾けるかが実力だ、ということに気がつきました。ゴルフで言えば、家でギターを練習しているのは打ちっ放しゴルフ練習場でボールを打っているようなもので、人前で演奏するのがゴルフコースに出て本番ワンラウンドを回ることだと言えるでしょう。
そういう私はゴルフは現役の時にお付き合いで渋々下手なゴルフをやっていて、ワンラウンド100を切ったことは滅多にないというレベルでした。退職後は一部の例外を除いてはゴルフをやめてしまいました。
しかし、ゴルフでも月に1回程度はコースに出てプレイしないとレベルは維持できないし、上達は難しいと思います。それと同じで、ギターソロ演奏の場合も月に1回程度は人前で弾く機会を持たないと、慣れてこないし、向上は難しいでしょう。「クラスタ」は私にとって良い実践練習の場でした。
問題は今年の7月から私は蓼科の山荘にほぼ定住になり、東京に帰る機会が減ったことです。東京近辺にはアマチュアがギターソロを弾く場所は何箇所かあります。しかし、どこの地方の町も似たようなものでしょうが、蓼科、茅野方面に来ると、アマチュアがソロを弾くチャンスは非常に少なくなります。今年1年間で私が蓼科でギターソロを弾いたのは喫茶「陶仙房」の1回だけです。
高原の山荘でギターを弾いていても、聴いてくれるのは鹿と狐くらいのものです。こちらでソロの実践練習の場をどう持つかがこれからの課題になりそうです。
昨晩、近くの温泉に行った帰りの車の中で、夜7時頃車載の温度計を見るとマイナス12度でした。昨夜は特に冷え込み、厳寒期の寒さでした。
今日昼間は寒さもちょっとだけ緩み、寒波は峠を越したようです。
いつもランディと歩く、我が家の近くの散歩道から見える蓼科山はこの寒波で雪を冠って、真っ白になっていました。
この冬最初の強い寒波がやってきました。
今朝起きて、雨戸を開けると、周りは真っ白な雪景色になっていました。雪は10センチ程積っています。朝7時のベランダの温度計は零下8度を示していました。
今日はたまに日がさしましたが、ほとんど一日曇りで、時折雪がぱらつきました。昼間でも気温は零下5度までしかあがりません。この冬一番の寒さです。
この雪で近くのスキー場は一息ついていることでしょう。
ランディは散歩すると、ふかふかした新雪の上を飛びはねていました。山の寒さにもだいぶ慣れてきたようです。
一昨日また降った雪は、昨日、今日と昼間の気温が上がらないため、あまり溶けずに残っています。明日から寒気が来て、週の後半は雪が続くようです。
どうもこの雪は、このまま春まで溶けずに、根雪になって行くかもしれません。
上の写真は、いつもランディと一緒に散歩するコースから、今日午後見た蓼科山です。
昨日、11日 (金)は朝から湿った雪が降り続いていましたが、夕方には気温が上がり、弱い雨に変わりました。
普段でしたら夜に降った雪は朝には凍りついているのですが、今朝は異常なくらい暖かく、山荘周辺の気温は氷点下に下がらず、雪はべちょべちょ状態でした。
午前中、ランディと家内と3人で別荘地内を散歩しました。写真は標高1,650メートル位の所です。
12月6日(日)に銀座の山野楽器本店で『19世紀にタレガが弾いていたギターの音色を聴いてみよう!』と題するギター試奏会があるということを知り、他にも寄りたいところがあったので、都心まで行きました。
山野楽器本店は歩行者天国で賑わう銀座の三越の向かい側にあります。 隣にはミキモトのクリスマス・ツリーが飾られ、大勢の通行人が携帯などで写真を撮っていました(下の写真)。
山野楽器本店では『F.タレガ没後100年記念スペシャルセール!』を行っていて、この日は、当時タレガが使用していたと言われるアントニオ・デ・トーレスによる1889年製作のギターと今井勇一氏製作のトーレス・レプリカのギターの2本をギタリスト益田正洋氏が弾き比べるというイベントを行っていました。
山野楽器には午後2時半頃着きましたが、3時から7階特設会場で新進若手ギタリストである益田正洋氏によるギター試奏会が始まりました。
まず、現代日本のギター製作家である今井勇一氏製作のトーレス・レプリカを使って、ヴィラ=ロボスの「前奏曲第一番」を弾きました。次に、今度は1889年トーレス製作ギターを使って、F.タレガの「前奏曲第一番」を弾きました。その後も今井勇一氏ギターとトーレス・ギターを使い分けて、全部で5曲(下記)を20分余にわたって益田氏は弾きました。
聴いていて、トーレス1889年製作ギターは深い味わいのある音がしました。音の遠達性はイマイチかもしれません。音量は今井勇一氏ギターの方が出ているような気がしました。トーレス・ギターはセゴビア・トーン(巨匠アンドレス・セゴビアの出した独自の美しい音色)に近い、味のある音色、響きだと思いました。私の好みは明らかにトーレス・ギターです。また、クラシックギターには寿命があり、普通は何十年かすると音が鳴らなくなると私は聞いていましたので、製作後120年も経つこのギターがいまだに綺麗な、味のある音を出すことに驚きました。名人の製作したギターは100年以上経ってもまだ弾き続けることができるということのようです。
なお、新進の注目されているギタリストだけあって、益田氏の演奏は技術も音の出し方も見事でした。機会があれば、益田氏のリサイタルをゆっくり聴いてみたいと思います。
<益田正洋氏による演奏曲目>
ヴィラ=ロボス 「前奏曲第一番」
F.タレガ 「前奏曲第一番」
〃 「アラビア風奇想曲」
〃 「アルハンブラの想い出」
ヴィラ=ロボス 「練習曲第一番」
また、この日は7階特設会場に展示されているクラシックギターは希望すれば試奏させてくれました。私はまず、現在の日本を代表するギター製作家の一人である桜井正毅氏製作のギターModel Special(定価588,000円)を頼んで、試奏させてもらいました。良く鳴り、綺麗な音が出て、十分楽しめるギターでした。弾いていたら、店の人が桜井正毅氏製作のパリコンモデル(定価735,000円)を、次に桜井・河野製Model Maestro(定価1,050,000円)を出してきて、弾かせてくれました。やはり上のモデルは更に音のバランスが良い感じがしました。これらのギターは今回の『スペシャルセール!』のために製作されたばかりだそうです。普通手製のクラシックギターは5年、10年と弾きこむに従って良く鳴るようになりますから、これらのギターは今後弾きこまれれば更に音量、味などが良くなってくるでしょう。桜井氏のギターを弾いてみて、日本の製作家でこれだけの良いギターがあるのであれば、わざわざ輸入物のギターを買う必要はないのでなないか、と私は思いました。
しかしながら、私は今は新しいギターを買う予定はありません。当面は私の愛用する中出阪蔵1976年製作のギターを、故障がない限りは弾いて行こうと思います。
<ご参照リンク>
*山野楽器HP→http://www.yamano-music.co.jp/
*益田正洋氏HP→http://www.masahiromasuda.com/japanese/index.html
*河野・桜井ギターHP→http://www.kohno-guitar.org/main_j.html
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