1月27日(火)に蓼科から東京の家に戻ってきて以来、毎日のようにランディを近くの公園に散歩に連れて行っていました。しかし、2月2日(月)は天気も良くなったし、少し違う所に行ってみようと、ランディを車に乗せました。
玉川上水の近くのスーパーの駐車場に車を停め、そこからランディと家内と私の3人で玉川上水を散歩しました。
玉川上水と言えば、私は作家太宰治を思い出します。太宰治は昭和23年(1948年)6月に愛人、山崎富栄と玉川上水に入水自殺をしましたが、その場所はここよりずっと下流の三鷹市でした。当時、玉川上水は川は深く、流れは急だったようです。 しかし、今は写真のように清流がのどかに流れているだけです。
私は大学2年の時に小平市の玉川上水のすぐそばの家に下宿していました(昭和41年(1966年)です)。その頃は夏の夜に玉川上水を歩くと、川の上で蛍が大量に群れをなして乱舞し、夜空に美しく輝き、それは見事でした。静岡市で育った私は、ここは東京と言っても自然が残り、静岡よりずっと田舎だなぁ、と思ったものでした。しかし、今はこの辺ではとうの昔から蛍は見ることができません。
今は玉川上水は良い散歩コースとなっており、大勢の人が散歩しています。ランディは散歩中、大勢の人達と触れ合い、彼にとっては良い社会勉強となりました。
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