5月27日(水)晩、まつもと市民芸術館で行われた秋元順子コンサートを家内と聴きに行ってきました。
私は歌謡コンサートなるものを生で聴いたのはこれが初めてでした。
秋元順子は去年暮れの紅白歌合戦に出た前後から、テレビによく登場するようになりましたが、私は秋元順子の歌を聴くと体に染み入るような感じがします。また、家内も秋元順子の歌が気に入っています。
そこで、松本で秋元順子のコンサートがあると聞いて、3月頃に早々とチケット2枚の予約手配をしました。
当日は蓼科の山荘を車で出て、諏訪インターから松本インターまでを中央高速に乗り、1時間20分でまつもと市民芸術館に着きました。
会場に入って、そのホールの立派さに驚きました。 最大客席数は1,800で、2階~5階のバルコニー席があります。伝統や格式は到底かないませんが、規模と設備だけで言ったら、ヨーロッパのオペラ座にもひけを取らないのではないでしょうか。
バックバンドはキーボード(リーダー)、ピアノ、ヴァイオリン、ギター、ベース、ドラムの6人。秋元順子はファースト・アルバム「 マディソン郡の恋」、セカンド・アルバム 「Second Story」の中の曲を中心に歌いました。途中、アルバムの曲を書いている作曲家、花岡優平が参加し1曲歌いましたが、アンコール2曲を含めて2時間秋元順子が殆ど一人で歌い切りました。秋元順子は歌唱力が抜群で、生で聴く歌は聴く人を引き込ませ、たっぷり楽しませてくれました。ライブを聴きに行った価値がありました。
ホールは満席で、聴衆はほとんどが我々のような熟年夫婦と熟年女性でした。
秋元順子は私と同い年の62歳ですが、2時間をほとんど一人で歌い切るというのはプロでも体力がいると思いました。その上、今は数ヶ月にわたって全国を転々として数日おきにコンサートを行っています。これは体力、気力が充実していないとなかなかできないことではないでしょうか。
私も、歳だなどとは言っていられないなあ、と思いました。
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