蓼科高原三井の森別荘地内に「ハーモニーの家」と言う施設があります。「ハーモニーの家」は指揮者の故渡邉暁雄氏(1919~1990)の別荘地だった所に建てられたもので、「渡邉暁雄メモリアルホール」と言う音楽ホールと宿泊施設から成ります。
渡邉暁雄メモリアルホールは席数100席でこじんまりしていて、総木造で高原らしい木のぬくもりがあります(下の写真)。
毎年夏に、ここで「高原芸術祭」と称して、プロやアマチュアのコンサートがたくさん行われています(2010年 第24回プログラムをご参照)。
8月28日(土)晩は「サックス倶楽部アクシェ・サマーナイトコンサート」が行われたので、家内と聴きに行ってみました。
「サックス倶楽部アクシェ(ACCOUCHER)」はサックスのみのアンサンブルで、サックスはソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4種類があります。私はサックスのみのアンサンブルを聴くのは初めてでした。
この日は「アクシェ」のメンバーの内10人が出演しましたが、出演者の中で男性は1人だけで、あと全員が女性です。サックスは男性が吹くと言うイメージ(あるいは先入観)が私にはあったので、これはちょっと驚きでした。
演奏曲目は下記のとおりで、ポピュラーな曲は思ったより少なかったのですが、サックスのアンサンブルは、意外と聴いていて面白くて、楽しめました。
<演奏曲目>
*ホーギー・カーマイケル :スターダスト
*ジャン・フランセ :小四重奏曲(四重奏)
*エイトール・ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番(五重奏)
*ミハイル・イヴァーノヴィッチ・グリンカ:悲愴三重奏曲(三重奏/ソプラノ・バリトン・ピアノ)
*高橋伸哉 :パッション(三重奏)
*エイトール・ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番(五重奏)
*ミハイル・イヴァーノヴィッチ・グリンカ:悲愴三重奏曲(三重奏/ソプラノ・バリトン・ピアノ)
*高橋伸哉 :パッション(三重奏)
*松本修一 :「月の夢」~古代旋律とアイリッシュ的舞曲の饗演(六重奏)
*鈴木英二 :フォスター・ラプソディー(五重奏)
*鈴木英二 :フォスター・ラプソディー(五重奏)
*ヴィットーリオ・モンティ :チャルダッシュ(十重奏・全員アンサンブル)
*バート・ハワード :Fly me to the moon(五重奏・全員アンサンブル)
*バート・ハワード :Fly me to the moon(五重奏・全員アンサンブル)
(アンコール) *ビリー・ストレイホーン: A列車で行こう
[いいですね]
渡辺暁雄さんは素敵な指揮者でした。蓼科に別荘をお持ちだったのですね。
Poranさんの蓼科での生活は、ギターを奏でられたり、コンサートに行かれたり、いつも音楽が身近にあって豊かですね。
投稿情報: Angela | 2010/09/04 21:30
Angelaさん、ありがとうございます。音楽は大きな楽しみですね。身近な所でも、色々な音楽と触れ合って行けたら良いと思っています。
投稿情報: Poran | 2010/09/05 23:30