Voxの閉鎖が昨日発表されました。記事を書き込めるのが9月16日朝で終わり、9月末にはVoxそのものが閉鎖されてしまいます。
これはあまりにも唐突で、しかも猶予期間が短すぎます。個人向けTypePad Proへの移行ツールを提供するとのことですが、TypePad Proは来年4月からは有料になります。
どうもVoxのこのやり方には私は疑問を感じます。
TypePadへの移行を勧めるのであれば、まず無料のTypePad microへの移行を勧めて、その後で、希望者は有料の高機能のTypePad Proもありますよ、とするべきでしょう。これでは、Voxメンバーのコンテンツを人質にとって、同じシックスアパート社が運営する別の有料サイトに移行させようという作戦だと行っても過言ではないでしょう。ビジネスのやり方としてはお行儀が良いとは言えません。
Voxを私が気に入っていた大きな理由は、近所、友達、家族など公開範囲を様々に自分で設定できる点でした。しかし、TypePad Proでは、「公開」か「下書き」のみで、プライバシーの設定ができません。
「ご近所」のNanaさんなどは、TypePadではなくWordPressに既に移行されました。
WordPressによると(http://ja.wordpress.com/features/)、「完全公開のブログ、検索エンジンと私たちのブログリストには載せない公開ブログ、そしてメンバーだけがアクセスできるプライベートブログといった3種類のプライバシー設定を選べます」となっています。こちらであれば、プライバシー設定ができるようです。
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