12月2日(木)~3日(金)は長男夫婦が、お嫁さんのご両親と我々夫婦を自分の勤務先の箱根保養所に一泊で招待してくれました。
2日(木)朝、我々は蓼科を車で発って、まず富士見町、小淵沢IC近くのペットホテル、Nさんの所にランディを連れて行って、預けました。ランディが一人で外泊するのは初めてでしたが、このペットホテルは囲ってある庭が広く、犬が伸び伸び遊べて、オーナーも犬に詳しいので、ここを選びました。
その後、中央高速を甲府南ICで降りて、本栖湖の横を抜けて、朝霧高原を通って、富士宮に向かいました。
<朝霧高原から見た富士山 2010年12月2日12:00>
朝、出る時は晴れていたのですが、昼近くなるとどんどん雲が出てきて、朝霧高原では富士山の上の方は雲を被って、お腹のあたりしか見えませんでした(上の写真)。22年前に我が家が蓼科に山荘を建てた時には、転勤で沼津に住んでいましたので、当時はこのルートをいつも通って蓼科に通っていました。ですから、この道路を通るのは約20年ぶりです。
<虹屋ミミ@富士宮 2010年12月2日>
富士宮に行ったのはB級グルメで有名な「富士宮やきそば」を食べるためでした。富士宮やきそばはB1グランプリの第1回大会(2006年)、第2回(2007年)で2年連続優勝して、一躍有名になりました。私は静岡市の出身ですが、富士宮やきそばは食べたことがなかったので、ネットの口コミ・ランキングを調べて、食べログで1位だった「虹屋ミミ」に行ってみました。
虹屋ミミは駐車場の横に建っているプレハブ小屋のような小さな建物で、8人しか座れません(上の写真)。
<富士宮やきそばを焼く@虹屋ミミ 2010年12月2日>
平日で比較的すいていましたしたので、我々はカウンター席に座ることができました。女主人が目の前の大きな鉄板の上で焼きながらいろいろな説明をしてくれましたが、やきそばの麺は昔からこの店が特別に作らせているもので、ソースも自家製だそうです。この店の特徴は水を一切使わず、ソースとキャベツの水分だけで焼いていること。また、普通富士宮やきそばはラードを使いますが、この店はラードを使っていないため、ベタベタ感がありません。最後にイワシの削り粉をたっぷりかけます。
<富士宮やきそば(大盛り)@虹屋ミミ>
麺はもっちりしていて、味はやや甘めですが、イワシの風味が特製ソースによく絡み合って、美味しかったです。
この日我々はすぐに座ることができましたが、観光シーズン中の休日だと2時間位並んで待つこともあるようです。2時間並んでまで食べる価値があるかどうかとなると、それはその人の考え方と言うことになりそうです。
<芦ノ湖/桃源台付近 2010年12月2日14:25>
その後、芦ノ湖に寄って一服しました。もうこの時にはどんより曇っていて、遠くの山も富士山も全く見えません。
<保養所・箱根館 2010年12月2日>
3時頃、箱根町仙石原にある保養所・箱根館に到着しました。長男家族とお嫁さんのご両親もちょうど同じ頃着きました。
箱根館は3年前に改装されたそうで、立派な、とてもきれいな施設でした。
<我々が泊まった部屋から見た保養所・箱根館>
夕食には皆で和食のコース料理を食べ、大人6人と孫1人で、楽しい一晩を過ごすことができました。
翌日、3日(金)は皆で近くの箱根ラリック美術館に行きました。ルネ・ラリック(1860-1945)はフランスの宝飾とガラスの工芸家で、沢山の作品があって、美術が良く分からない私でも見ごたえがあり、楽しめました。(詳しくは「「箱根ラリック美術館」 by charan をご参照)
<箱根ラリック美術館 2010年12月3日>
お昼は息子夫婦が調べてくれてあった、強羅駅近くの「田むら銀かつ亭」に行って、食べました。
<強羅の「田むら銀かつ亭」の店舗 2010年12月3日>
全員がここの人気メニュー「豆腐かつ煮定食」(1,200円)をいただきました。特製の豆腐に豚ひき肉を挟んで揚げた後、土鍋で煮込んだものです。やや甘口で、味は濃い目ですが、豆腐を食べているとは思えないような、カツ丼風の味で、話題メニューだけのことはありました。
<豆腐かつ煮定食@田むら銀かつ亭>
息子夫婦、息子のお嫁さんのご両親、我々夫婦が泊まりで一緒に会食したのはこれが初めてでしたが、皆でしゃべって、よく飲み、よく食べ、中身の濃い2日間を過ごすことができました。
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